秋なんですね。
施設内に栃の木があります。コテージにある栃の木から実が落ちていたので、拾ってきました。
殻は大きくて、この中に実が入っているんです。
この殻に包まれた状態の実が一番大きかった!
栗がちょっと丸くなって大きな実のようで、おいしいかも?と思いますが、とってもアクが強いので、そのままの食用はできません。
でんぷんやたんぱく質が多いので、余呉のような山間部ではドングリやヒエと同じように主食の一角として重宝されてきました。現在でも好まれて作られているは栃餅。
あく抜きした栃の実ともち米を蒸して一緒についたものが栃餅です。あく抜きが難しく、素人ではなかなかできません。
作る人によって微妙に違います。
今は大分あく抜きして渋みが少ないものが多いようですが、昔から食べている人は、この渋みが好きなようで物足りないらしい。
子どもの頃。この栃餅は食べれなかったんですけど、大人になって親切な人からもらった餅を、その人の前で食べなくてはならない場面が多く、気を使って食べているうちに、今では結構好きだったりする
実は栃の実を拾った昨日に栃餅を頂いたのに写真を撮る前に食べてしまいました
はごろも市で販売していることもまりますので、近くまでこられたらお寄り下さいね。
そうそう栃の実も早いところではもう落ちてしまっているところもありますが、
ウッディパル内でもまだこれからのところもあります。
栃の実を知らなくてもなぜか落ちていると拾いたくなる。
なんともいえないかわいらしさがあるのです。
(クリクリ坊主のような感じで)
お客さんもよく拾っておられます・・・。
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